2014年4月9日水曜日

BRM406大阪 本番の日(前編)

いよいよやってきましたBRM406大阪200km AlterNative本番。
獲得標高約3,800mの厳しいブルべ。エントリーはかなり後悔しましたが、
ダメならダメでのんびり帰ってくればよいということで。(^-^;

朝4時前に起床し、のんびりと鶴見緑地へクルマで向かいます。

心配された天気もとりあえず大丈夫そう。天気予報も午後に一時雨程度。
軽さをとって雨装備をクルマに残して駐車場から集合場所の鶴見緑地駅前広場
へ向かいます。
(雨装備を置いていったことが今回の一番の間違いだったのですが・・・)

6時くらいに駅周辺に到着。広場がどこか分からなかったのですが、
付近でうろちょろしていると、反射ベストな方々がいらっしゃいました。


集合場所発見。受付も開始されていました。

7時スタート組の概ね受付も終了し、ブリーフィングが始まりました。
今回が初ブルべの方が結構いたので、少々驚きでした。
大阪市内発・ゴールだからでしょうか。
初めてでこのコースはちょっと・・・と思います。
ブリーフィングと車検もさくっと終わりスタート。標高246mの清滝峠を目指します。
清滝峠手前でブロンプトンの方に抜かれ少々びっくりしますが、
自分の脚でこのコースは速くは走れないことはわかっていたので、
今回は「ゆっくりマイペースで完走」ということで無理せずゆっくり清滝峠を登っていきます。
で、雲行きが・・・
(このブロンプトンの方がとんでもない方だったということは後で判明。)

進行方向の空がなんか怪しい・・・

清滝峠登り切って、野外活動センター過ぎたあたりでポツリ、
その後下りに入るとポツポツと雨脚が強くなってきました。

通過チェックのミニストップでは、しっかりとした雨になっていて、みなさん雨仕様に
変更中でした。

この時点では、雨装備を置いてきたことを少々後悔しましたが、少ししたら回復するだろうと
甘く考えていました・・・

生駒から奈良の市街地は、信号のタイミングで一緒になった3名の参加者と淡々と
東を目指します。この時には雨は小降り。ほとんど気になりません。

ちょうど信号でひっかかってIさんという方と二人となり、自分が先頭で走っていると
何か周りの景色がおかしいことに気づきます。

eTrexを見ると直進になっていますが、実際には突き当りで先に道がなくなっています。
ありゃ、春日大社まで突き抜けている・・・

eTrexの画面をしばらく観察していると動きがまったくなく、同じ画像のまま。
痛恨のハングアップ。初めてです。こんなところでミスコース。

再起動して奈良駅まで戻りましたが、往復4kmのロスでした。
ちゃんとコマ図を確認しつつ走らないといけません。反省です。

この後、桜峠のきつい登りもあり、 PC1までの時間に余裕がないことは分かっていたので、
かなり焦りました。Iさんにも非常に申し訳なくて、少々ペースアップ。

今回のコースで3か所ある桜峠の一発目、標高499mの激坂の入り口です。
山間の田畑に沿うように平均斜度5%で登っていき、名阪国道をくぐって
残り2kmが平均斜度12%です。

当方のペースは遅いので、ここまでご一緒したIさんに先に行ってもらいます。

もちろん何回も足着きして登りました。自分の実力では、ここで無理しても
後にひびいてトータルで損になるだけなので。(^-^) 

やっと登り切って先を急ぎます。


PC1まで時間に余裕はないはずで、軽めの上り下りの繰り返しを少し
急ぎつつPC1に向かいますが、雨が強くなってきました。

PC1のローソンに到着。
パンと飲み物を買ってレシート入手。到着時間記入してサインをもらいます。

この時点で10分の貯金。市街地の信号待ちと清滝峠、桜峠でしたので仕方が
ないのですが、この後挽回が必要です。

そうこうしているうちにさらに雨が強くなってきています。
覚悟を決めてスタート。

少し走って、室生寺手前から土砂降りになりました。厳しすぎです。全身ずぶ濡れ。
寒いので手足の指の感覚もなくなってきました。 雨装備を置いてきたことを
激しく後悔しました。

室生寺入口の交差点にいた工事現場の交通誘導のおっちゃんと
目があったので、なかばヤケクソに「最悪っすわ!!」と雨音に負けないように
大声で叫びながら通過。本当に最悪でした。

室生寺のあたりは景色もよくて流して走るには良い感じですが、雨では景色を
楽しむ余裕もなく淡々と先を急ぎます。天気が好転することを祈りながら。

気分転換に今回もってきたスポーツようかんプラスをトップチューブバッグから取り出し、
走りながら食べようと試みます。

指で押し出して食べる新型ですが、興味があって通販で買いました。
しかし、手がかじかんで押し出せない。(T-T)
仕方がないので歯で絞るように食べました。

そうこうするうちに本日の最高高度の標高688mの栂坂峠まできました。
ちょっと長いですが、斜度はそれほどきつくはなく、淡々と上ればOKなのですが、
このあたりから雪になってました。

寒さによる肉体的ダメージと、このまま先に行って大丈夫かという不安から
くる精神的ダメージが・・・


なんとか登り切りましたが、試走の時も雪で散々でしたので、既視感ありまくりでした。
こんなんとこで何をしているんだかという気持ちに。

ススキで有名な曽爾村から2つめの桜峠を越えて、御杖村までの細かい上り下り。
ほんとに平坦な道がないので、下りで一息ついても「どうせまたすぐ登りでしょ」と
ストレスがたまります。

下りも雨で汚れが付着したブレーキシューとリムが擦れる「ザーッ」という音がして、
少々ストレスです。 この時点でパッドもかなり減っていて、何回かケーブルを
アジャストしていました。

しかーし、少しすると天気が回復。少し青空も見えました。「やったぜぃ。青空最高。」

天気がよくなってきたので、PC2のサークルKでは、他の参加者の方と
「ようやく晴れてきましたねー」、「少し貯金できましたねー」と話もでき、
余裕もでてきました。貯金も約1時間になり、少し安心しました。

少し休んでいると見覚えのある方が・・・ Iさんが入ってきました。
あれ? だいぶ先に行ってるはずでは?

なんでも1つめの桜峠でミスコースしてPC1でタイムアウトとのこと。
更に、サイコンのセンサーが壊れて距離は分からないし、携帯電話も
落して(壊れたor無くした)ということで悲惨だったとのこと。
とりあえず認定外でよいので完走を目指すということでした。

一息つけたので、PC2を出発し、名張へ向かいます。

3つめの桜峠へのアプローチで左へ曲がって進行方向の山を見ると
邪悪な雰囲気が・・・ やばそう。

桜峠へ続く道も、前回は咲きかけだった桜もよい感じになっています。
ここの桜はきれいです。この後の上りがなければ、結構よいところです。

邪悪な雰囲気な空を見上げつつ先へ進みます。
さあて、この後はどうなるか。(続く)

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